アパートの雑草、ちゃんと取ってますか? あまり放っておかない方が良いですよ。
以前管理していたアパートがあったのですが、上司が相変わらず、
「草取りは管理料に含まれていないから、あんまり草取りの仕事をしないで、営業をしてお金を稼いでこい!」
と、いう指示の元草取りをしないで放っておきました。
本当は、草取り料が管理料に含まれていないとしたら、草が生えている状況を報告して別料金になるのであれば、その料金を報告するべきだと思うのですが、お金の話になるとデリケートになると言って部長はこの話をしたがりません。
その間も暑い日と雨が続き、雑草はグングン成長していきます。その間に草取りをした方が良いかという話もしましたが、部長は無視。そんな感じでどんどん日が過ぎていきました。
そして、一度も草取りをしないまま8月の上旬になってついに、
「そろそろ草取りしないとヤバいだろ!」
と、こちらがさぼっていて草取りをしなかったような言い方で、ついに会社の不動産部全員で草取りをすることになりました。
8月の上旬の草取りなので、かなり暑いです。俗にいう「かんかん照り」というやつで帽子をかぶっていないと熱中症で倒れそうです。いつもはスーツ姿ですが、さすがにスーツでは草取りは出来ないので、草取りのときはジャージで作業です。
長い草を刈っていると、草の中から小さな木が出てきました。
「ん? こんなところに木なんて植えてあったっけ?」
と、いうような場所に木が生えています。明らかにへんな場所に生えているのです。部長に来てもらって確認してもらいましたが、やっぱり元々こんな場所には木なんて生えていないということです。ちなみに、このアパートは最初から木なんて植えていないようです。
と、いうことは草が成長して木になってしまったようです。気がついたら結構しっかり成長していて、幹の直径も20cmくらいありました。しかも、その木はぐんぐん成長して隣にあるコンクリートブロックを押しているので、コンクリートブロックが少し傾いてきています。
これは、放っておくとコンクリートブロックが倒れてしまうと思い、のこぎりを持ってきて木を切る事になりました。草取りにきてまさか木を切る事になるなんて思ってもみなかったです。木は直径20cm近くあるのでなかなか切れません。
やっとの思いで切り倒すことが出来ましたが、どうしても切り株だけは残ってしまいました。さすがに切り株を撤去するのは難しいので、そのまま放置することになりましたが、毎年、その切り株から新しい芽が出てくるので切っても切ってもきりがないです。
アパートの雑草は早めに切らないと大変なことになるという話でした。